こんにちは、さとうです。
先日、千葉佳織さんの書かれた
『話し方の戦略』 を読みました。
タイトルを見ると、人と話すのが上手くなるハウツー本に見えますが、
そう単純なものではなく、目的を達成するための話し方を説いた本だったように思います。
話す「目的」を明確に
本の中では、話す「目的」を明確にすることの重要性が度々説かれていました。
話す前に、何のために話すのかをはっきりさせなければ、
どんな言葉を選んでも意味がない、ということですね。
「コアメッセージ」を意識して
そして、話す「目的」を明確にした上で、
「何が言いたいのか」を一言でまとめた「コアメッセージ」を
聞き手の記憶に残していくことが大事だと述べていました。
「コアメッセージ」は、分かりやすく端的に、なるべく短く、20モーラ以内で。
(モーラってなかなか聞かないワードですよね。気になる方は検索してみてください)
そう言えば私も以前、人から「何が言いたい?」と言われたことがあります。
そのときの私には「コアメッセージ」がなかったんでしょうね、耳が痛いです。。。
音声・動作も大事
また、言葉だけでなく、「声」「間」「ジェスチャー」など、
非言語の要素も重要だと述べられていました。
特に気を付けたいのが「フィラー」ですね。
フィラーとは、「えー」「あのー」といった、例のアレです。
本書では、フィラーの存在を意識したり、「間」を取るだけでも
ある程度はフィラーを削減できると書かれていますが、
それには私も同意見で、いつもフィラーが出ないように意識して話をしていると
徐々にフィラーのない話し方が普通に感じるようになり、
フィラーが出かかっても身体が拒否反応を示すようになります(笑)。
うまく言えませんが、感覚的には、ぐっと堪える感じです。
さいごに
こういった本を読むと、いろいろ試したくなるので、
早く人前で話す機会が来ないかなと思ってしまいます。
仕事をするのが楽しみになりますね。
千葉さん、素敵な本をありがとうございました。
- プレゼン、商談、会議で成果を出したい人
- 話すのが苦手と感じているすべての社会人