個人でもBSとPLを作る

日記

こんにちは、さとうです。
今日は私のちょっと変わった趣味について書きます。

私は、20代後半で借金が絡む金銭トラブルに遭遇し、ひどくお金に困窮したときに、毎月の収支がどうなっているかを本気で把握しなければならないと思うようになり、家計簿をつけはじめました。それも生半可な家計簿ではなく、徹底した家計簿です。

具体的には、最初にエクセルで家計簿ファイルを作りました。BS、PL、CFの三表が揃った家計簿ファイルです。仕訳をすると、各表に数値が反映されるように。幸い、社会人1年目のときに日商簿記2級を取得していたため、簿記に関する知識はある程度備わっており、そこまで苦労せずに家計簿ファイルを作成することができました。

それからは毎日、仕訳をし続けました。

ガソリン代をクレジットカードで支払ったときは
【借方】 自動車(燃料費)\5,000 【貸方】 未払金(クレカ)\5,000
となり、

クレジットカードの引き落とし日には
【借方】 未払金(クレカ)\70,000 【貸方】 預金(A銀行)\70,000
といった具合です。

簿記についてご存じない方は、何のことか分からないかもしれませんし、簿記について知っている方でも、「個人の家計管理でそこまでするか?」と思われるかもしれませんが、私はそこまでしなければ、生きることができなかったのです。家計簿でPLを作ることはあっても、BSまで作るケースは少ないかもしれませんが、私の場合は毎月負債残高や自己資本比率の推移を管理しており、BSは必須でした。

ちなみに最初に意気込んで作成したCFですが、運用しているうちに営業CFが財務CFに充てられているだけの表(つまり、可処分所得が借金の返済に回っていることが分かるだけの表)となっていることに気付きました。キャッシュの流れはPL・BSの2表でカバーできていると感じたことから、CFは削除。当時は有価証券の運用を行う余裕はなく、償却するような設備投資も行っていなかったので、投資CFがほぼ動いていませんでした。購入した電化製品も、全て一括で費用計上していました。

長年の習慣は変わらないもので、30代半ばで借金がなくなった後も、毎日仕訳し続けています。1円でも残高が合わないことが怖い。自分のバランスがどうなっているか見えないと不安で仕方ない。そんな感じです。病的ですね(笑)

人に「趣味は何ですか」と聞かれたとき、いつも真っ先に頭に思い浮かぶのが、この家計簿管理です。何せ、毎日仕訳していますから。もっとも、そんな話を人にできるはずもなく、返答するときは「趣味は旅行と読書です」なんて適当に答えています。

ちょっと何を言っているか分からない記事になってしまったかもしれません。恐縮です。
今日はテスラ株を1株購入しました!(保有数量 1株 → 2株へ)

ではまた!